2013年2月20日水曜日

モントリオール生活:22日目 反転授業とコラボレーション・安全性重視の化学実験室の見学

午前中からTLSのスタッフにコース・デザイン・ワークショップについて話をうかがった。以前は、5日間のコース・デザイン・ワークショップを教員向けに行なっていたそうだ。参加しやすくするため、1日半のワークショップを行っているとのことだった。

午後からは、授業見学。8〜9人が周囲に座れる円卓が8卓あるActive Learning ClassroomでのPolitical Scienceの学部2,3年生向けの授業。この日は、Multilateral Negotiation(多数国参加の交渉)のロールプレイングをしていた。各自がいずれかの国の代表になりきり、事前に調べてきた内容を踏まえて、議論するというものだった。授業を担当されていた先生は、若手の方で、ALCを使うのは今学期が初めてだそうだが、"I love this room."とおっしゃっていたのが印象的だった。授業では、学生たちの議論がとても盛り上がっていた。今日はグループでの議論、来週はクラス全体での議論内容のシェアとのことだ。

その後、マギル大学に新しくできた化学実験室を見学した。この化学実験室は、コラボレーションと安全性を重視したもの。従来の実験室というと、長机があり、その端のほうにシンク(水道)がある、というイメージ。しかし、この実験室はまったく違っていた。実験テーブルは円になっていて、学生同士がコラボレーションしやすくなっている。また、従来の実験室は狭いイメージがあるが、こちらはとても広く、誤って他の学生にぶつかって物を落とすといったこと(場合によっては大きな事故になりかねない)はなさそうだ。また、スマートボードが3テーブルに1台ずつ用意されていて使うことができる。コラボレーションと安全性を重視したデザインになっていた。そのほかもガラスに板書することができたり、映画やドラマに出てきそうな綺麗な内装だった。昨年、改修されたばかりで、TLSのスタッフはテクノロジーの導入について協力したそうだ。

この日はさらにその後、Continuing Studiesの授業を夕方から見学した。こちらもALCで行われており、当然ながら社会人の方々が多く受講されている。科目は、コンピュータ・ネットワーク。反転授業で行われていた。LMS上に教員がテキスト教材、パワーポイントスライドへの解説動画、クイズをアップロードしておき、学生はそれらを用いて事前に学習。授業では、学習内容への質問・解説、学習内容に関連する課題に取り組む。この日は、ネットワークシミュレーションのソフトウエアを用いた実習を授業中に行なっていた。授業中の活動は、個人での活動が中心。たまにグループ活動もあるらしい。個人ワーク中心というものの、円卓を学生が囲んで作業するため、自然と隣の学生と相談しながら取り組んでいた。

授業後、授業担当の先生にお話をうかがった。なぜ反転授業を取り入れたのか。

社会人が多く受講している授業なので、講義だけなら自宅でも授業を受けられる。でも、せっかく教室に来ているのだから、もっと積極的に取り組めるようにしたい。そう考えて反転授業を取り入れたそうだ。先生いわく、以前の講義中心の授業では、寝ている学生が多かった。反転授業にしてからは授業中の質問も増え、学生が積極的に活動するようになったとのことだった。ご自身にとっては、教材の準備が大変ともおっしゃっていた。しかし同時に、自分のコース・デザインを見直すきっかけになったともおっしゃっていた。

この授業の学生に、日本人の方がいらっしゃった。少しお話をうかがったところ、授業前に学習するのはなかなか大変とのことだった。しかし、事前学習にしっかりと取り組むことで、理解できない箇所を特定し、授業中に教員に質問して理解することができるのが利点だとおっしゃっていた。

この日は、コース・デザイン・ワークショップからALCでの授業見学、化学実験室の見学、反転授業に取り組む先生にお話をうかがったり、モントリオールに来てから初めて日本出身の方に出会って日本語で会話するという、盛りだくさんな一日となった。

2013年2月19日火曜日

モントリオール生活:21日目 大学院生が教え方を学ぶ、Learning to Teach Day

TLSが行っている、Learning to Teach Dayでのワークショップの一つについて話をうかがった。Learning to Teach Day全体の概要については、後日、話を伺うことになっていて、今日は一部のワークショップのみについての話だった。

Learning to Teach Dayというのは、大学院生やポスドクを対象とし、教え方について学んでもらおうというもの。いわゆるプレFDにあたるだろう。マギル大学では多くのTAを抱えているので、TAへのトレーニング機会でもある。参加者のバックグラウンドはさまざまで、理系もいれば文系の大学院生もいる。

話をうかがったワークショップでは、効果的な授業方法について知ることを目標としていた。ワークショップの中では、アクティブラーニングとはどういうものなのか、なぜアクティブラーニング手法を授業で使うのかといった説明や、アクティブラーニング手法を使った授業の事例紹介、グループディスカッションなどが行われた。ワークショップで実際に活動を体験しながら、学ぶことができる。このワークショップは、昨年11月に行われ、次回はこの3月に行われるそうだ。

またこの日は、午後からALCでの授業を見学した。モントリオールに来てすぐにお会いしたCarolyn先生の授業。英語以外を母国語とする大学院生を対象にした授業で、英語の発音とアカデミックスキル(口頭でのプレゼンテーションスキル)に関する授業。私自身も授業にひとりの受講者として参加して欲しいということだったので、学生と一緒に話したり発音を確認するなどしながら見学させていただいた。この日のテーマは、動詞の変形。動詞が過去形になる時、"ed"が追加されると発音はどう変化するか。動詞の種類によって発音に法則があるか。そういったことを考え学ぶ授業だった。ひとつの円卓を囲んだグループごとに発音を確認したり、単語を分類したり。自然とほかの学生とのディスカッションが生まれる。

この授業の学生は10名程度。以前まではこの授業は他の授業と同じように受講できていたが、今年度から授業料とは別に受講料が必要になったらしい。そのため、受講する学生が減ったとのことだった。「もっと人数が多ければ、もっといい授業になるのよ。」と先生がおっしゃっていたのが印象的だった。

明日は、授業見学2件、新しい化学実験室の見学、ミーティングが予定されている。こちらも楽しみだ。


2013年2月18日月曜日

モントリオール生活【番外編】:食事情

番外編ということで、モントリオールでの食生活について書いてみようと思う。滞在期間中のほとんどを自炊しているため、あまり参考になる情報は書けないかもしれないけれども…。

プーティーン(Poutine)
前の記事にも書きましたが、プーティーンは一応、ケベック料理。フライドポテトの上にカードチーズが乗せられ、グレービーソースがかけられている。そのお味は想像通り、ジャンクフードな感じ。TLSのスタッフの方々にプーティーンを食べたことと、「とてもheavyだった」と伝えたところ、「そりゃそうだよ」的な反応だった(笑。すごく苦い表情で首を横に振った人や、「プーティーンはunhealthyだから食べない」と言った人もいた。どうやら、モントリオールに住んでる人はあまり食べないようです(3名しか聞いてないけれども)。お店によっては、おいしいところもあるかと思う。一度、食べてみるといいかも?



スモークミート
もうひとつモントリオールの名物がある。それはスモークミート。こちらは、なかなかおいしかった! Schwartz's(シュワルツ)というお店が有名。お店はイートインの店舗の隣にテイクアウトのみの店舗がある。私はテイクアウトのほうで購入した。どちらの店舗も行列ができていた。スモークミートは、その名の通りスモークされたお肉。下の写真(右)は、店舗前で見えるスモークミートの様子。ちょっと食べ物とは思えないような写真で気持ち悪い(笑。スモークされた肉の塊がゴロゴロ転がっている。


私はスモークミートサンドイッチを購入。パンに挟んであるものの、お肉があふれている。挟んであるお肉は、スモークミートの塊を薄くスライスしたもの。それが何枚も挟んである。口に入れると肉がほどけていき、胡椒がきいていておいしい。行列ができる理由もわかる。真空パックされたスモークミートも売られているので、それを購入してホテルで食べても良いかも。



飲茶(チャイナタウン)
せっかくなのでチャイナタウンに飲茶を食べに行った。私が行ったのは、「金豊酒家」というお店。こちらのお店はかなりの人気店。土日なら11時半頃にはかなりの行列になる。私は11時少し前に到着したのと、1人だけだったのですぐに席に着くことができた。料理が乗せられたワゴンがフロア内を回り、好きなものを置いてもらうスタイル。基本的に店員さんは中国語を話す。私がアジア人だとわかるからなのか、最初から英語で話しかけられることはない。欧米のお客さんには英語で話しかけているようだ。中国語はわからないので、英語で返事をすると英語に切り替えてくれる。また、出されるお茶は温かいジャスミン茶。なんだかホッとする。料理の味は、とてもおいしかった。飲茶以外にも、鶏の煮込みとかごま団子とか中華粥とか、いろいろとある。客層は中国からカナダ、観光客と様々なので、左隣のテーブルでは中国語が話され、右隣のテーブルではフランス語が話され、向かいのテーブルでは英語が話されるという不思議な感じだった。


ほかにもモントリオールには、各国料理のお店があるようだ。私はシンシアとのディナーで行った、ギリシア料理のお店しか経験していないけれども。

日本料理のお店ももちろんある。

オフィスの向かいにある大学の食堂は、アジア料理のお店になっていて、寿司(巻き寿司)や麻婆豆腐(中華料理だけど)などを食べることができる。よく見かけるのが、大きいボトルに入った赤いソース。アジア系のお店やスーパーで見かける。おそらく唐辛子系のスパイシーなソースだと思うけれども、なぜそんなに好まれているんだろうと少し不思議に思った。

ほかには、Sushi Shopがいたるところにある。売られているのはほとんど巻き寿司。食べたことはないけれど、あまりにたくさんあるので気になっている。地下鉄の車両内には、"Sukiyaki"と書かれた広告を見かけた。広告の写真はどう見ても「すき焼き」ではなかった。あと、日本料理屋の前を通りかかった時、看板にあった"Yakitori"というメニューの写真は、どう見ても串に刺さって焼かれたエビで、まったく別の名前の料理のところに本来の焼き鳥(ねぎま)の写真があった。

ということで、今回は食事情について書いてみた。食事情についてはもう一つの記事をアップするかも(?)しれない。

モントリオール生活:20日目 イベントてんこ盛りな1週間のはじまり

モントリオール滞在も残り10日あまり。土日を挟むのでTLSに滞在するのは、実質7日間。1ヶ月なんてあっという間である。

先週水曜日に行った私のプレゼンテーションを受け、TLSスタッフとのミーティング、授業見学のスケジュールが組まれた。ということで、今週は、とても忙しい1週間になりそうである。ラストスパートである。ミーティングや授業見学を受け入れていただいたTLSスタッフの皆さん、教員の方々に本当に感謝している。

そんな1週間のはじまりである今日は、ディレクターのシンシアとのミーティングがあった。今日は、TLS全体でどんなプロジェクトが行われているのかをうかがった。また、それらのプロジェクトが、TLSの年間計画や年間目標においてどのように位置づけられているのかについても説明いただいた。TLSは本当にたくさんのプロジェクトを展開している。それらを10名強のスタッフ+プロジェクトをお手伝いする大学院生で行っているのだからすごい。

火曜日は大学院生向けのワークショッププロジェクトについてスタッフに話をうかがい、夕方は授業見学。水曜日は、コースデザイン・ワークショップについて話をうかがい、授業見学×2と新しい化学実験室の見学。木曜日は、学部教育と研究とを繋げるためのプロジェクトについてお話を伺う。金曜日は、あるミーティングに参加させていただくことになっている。

ミーティングと授業見学でいっぱいの今週のスケジュール。モントリオール滞在中、最後の貴重な時間となるので、ちゃんと走り続けたい。

2013年2月15日金曜日

モントリオール生活:17日目 アクティブラーニング・ワークショップの見学

TLSが開催するアクティブラーニング・ワークショップを見学させていただいた。

工学部の教員向けのワークショップで、アクティブラーニング・ストラテジーについて知ってもらおうというものであった。このワークショップは、ALC(Active Learning Classroom)に限定したものではない。一般的な教室であっても、大人数の授業であっても、アクティブラーニングの手法を取り入れることについて考えるというものであった。

このワークショップの特徴として、ワークショップでの活動そのものにアクティブラーニングの手法を取り入れている点がある。各活動は短時間ではあるものの、実際に体験することで、そのメリットを(もちろんデメリットも)知ることができる。また、教員による経験談を語ってもらい、それを共有することでアクティブラーニング手法について考えるという点も特徴である。この日は3名の教員が、自らの授業で取り入れている手法や、現在の授業のやり方に至るまでの苦労などを語った。ワークショップは10時から13時まで行われた。途中、ワークショップ会場で皆で一緒にランチを取りながらディスカッションする場面もあった。

TLSスタッフが背景や理論を語り、参加者と同じ立場である教員が自らの経験を話す。TLSスタッフと、経験談を語る教員がいるからこそ、成り立つワークショップだと感じた。

2013年2月14日木曜日

モントリオール生活:16日目 情報交換

TLSディレクターのシンシアとのミーティングがあった。シンシアは、2月27日に阪大で開催されるシンポジウムにて基調講演をする予定である。その参考にということで、日本の大学の状況のことなどを少しお話した。それと同時に、マギル大学の大学全体の取り組み、TLSのプロジェクトの概要についてもお話をお聞きした。

マギル大学のteaching and learningに関するポリシーやTLSの位置づけ、ここに至るまでの経緯について知ることができた。大学全体で、teaching and learningに関する取り組みを行っていることと、students centeredという方針を大切にしていることがわかった。2月27日のシンポジウムでもこれらをお話されると思う。ちょうど私は2月28日に帰国なので、シンポジウムに参加できないのが残念だ。

2013年2月13日水曜日

モントリオール生活:15日目 プレゼンテーション

午前中のTLSのスタッフミーティング後半で、私のプレゼンテーションがあった。すでにTLSのスタッフには、私が日本で何をしているのかなど説明はしていたものの、しっかりと時間を取って行うことはなかったので、良い機会だった。

私の仕事内容を中心に、私見も交えながらプレゼンした。もちろん、英語でのプレゼンである。昔に比べれば、英語でのプレゼンもだいぶできるようになった。ただ、話すスピードが遅い。しかし、早く話すと発音が悪くてうまく伝わらない。発音とスピードが課題だということを改めて感じた。

プレゼン自体はうまくいった(たぶん)。モントリオール滞在も残り2週間弱。今日の私のプレゼンを踏まえて、残りの期間はTLSスタッフの方々とのミーティング、授業の見学といったスケジュールが組まれることになった。残り2週間あまり、多忙な日々になりそうで嬉しいばかりだ。

2013年2月12日火曜日

モントリオール生活:14日目 発表の準備

TLSを初めて訪れてから約2週間。この間、教室の見学や教員との懇談、ALC担当のアダムとのミーティングを行なってきた。今度は、私が何者なのかを紹介する番である。

翌日のTLSスタッフのミーティングにおいて、私の発表の場を設けていただいた。英語でのスライドはすでに作成済みだったが、これまでのアダムとのミーティングなどから、少し情報を追加しようと思い、この日はその作業をした。

アダムとのこれまでのミーティングでは、ALCでの教員サポートの状況、ALCの評価について話を聞いたり議論した。それらを通して、TLSが目指しているものや力を入れていること、日本とカナダの類似点や相違点を多少は認識できた。これらを反映した発表を行い、私が日本で何をしているのか、なぜマギル大学に来たのかを伝えたいと思う。

2013年2月11日月曜日

モントリオール生活:13日目 予算カットの影響

朝、オフィスに行くといつもと様子が違っていた。いつもより人が少なく、オフィスにいるスタッフも誰かのスピーチをパソコンで聞いている。何かと尋ねてみると、予算カットに関する説明会の動画配信を聞いているとのことだった。

実は今、マギル大学を含むケベック州の大学がケベック州による予算カットに揺れている。

昨年春、ケベック州は予算増加と授業料アップを大学側に約束した。それに基づいて、大学側は5年間の予算計画を立て承認された。しかしその後、授業料増加額が変更され、授業料アップによる増加額が見込みよりも少なくなった。昨年9月にはケベック州首相が替わり、新たな政権が誕生。この頃から、大学予算をめぐる動きが激しくなる。前政権が約束していた授業料アップをキャンセル。11月には授業料アップを取り消した分を州政府が補償することを約束、11月末には補償額も決まったものの、その2週間後には高等教育大臣が今年度予算を遡及して削減することを伝える。12月中旬から1月中旬にかけて今後7年間、授業料不足分の補償を行うことを州政府が支持していたものの、1月18日には高等教育大臣の予算カットは来年度も続くこと、さらなる減額も予想されるという発言が報道される。1月22日にはケベック州首相が先に述べていた今後7年間の補償を保証できないこと、大学への予算分配のやり方を見直すことを発表。そして、1月30日に、求められる削減の50%を今年度末の4月30日までに行わなければ、州政府からの予算分配である分割金を支払わないことが大学側に通知されたということのようだ。

これまでの経緯を見ると混乱しているのはよくわかる。補償する/しないといったことが何度も出てきて、関係者でも流れを追うのは大変だろう。これらの混乱は、ケベック州の首相交代後、激しくなったようだ。これらによって、大学は予算面での緊急対応を求められている。

この日、これらの経緯と大学の予算使用状況に関する説明、教職員(学生も参加していたかもしれないが)との議論の場として、説明会が行われたようだ。そして、それらの模様は、リアルタイムで配信され、キャンパス中の教職員らが閲覧できるようになっていた。これらの説明会は、この日と翌日にも同じ内容で5回ほど開催されたようだった。大学は、状況を説明した上で、どのようにこの危機を乗り越えるかの意見を公式ブログへのコメントなどで求めているということだった。説明会終了後、多くのスタッフがオフィスに戻ってきて、説明会の内容に対する議論をしていた。

正直、上記の経緯を追うのも大変だった(たぶん、合ってるはず)。今年度分も予算が削減されるのは、厳しいだろう。今年度はあと2ヶ月半しか残されていないのだから。現在は説明会の録画映像をオンラインで見ることができる。そして、公式ブログでは、教職員からのコメントが投稿されている。今月末、ケベック州の大学サミット(学生団体や大学、州政府や市民団体がケベック州の高等教育システムについて議論するもの)が開かれるようなので、その後おそらくまた動きがあるのではないだろうか。

2013年2月10日日曜日

モントリオール生活:12日目 メトロに乗る

この日は天気が良さそうだったので、リフレッシュがてら街歩きをすることにした。

メトロの1日乗車券を購入した。メトロとバスが24時間乗り放題で、9CAD。一回メトロに乗ると3CADかかる。3回以上乗れば、十分もとが取れる。24時間有効なので、土曜の夕方に購入したら、日曜日の夕方まで利用できるのもいい。購入のタイミングによっては、土日の移動が1日乗車券だけでできてしまう。1日乗車券は、紙のカードになっている。使い方から推測するにICカードだと思い、使用後に紙をはがしてみたらやはりそうだった。

こちらが1日乗車券

モントリオールに来てから、メトロに乗るのはこの日が初めてだった。せっかくなので遠出をしようと思い、サンテレーヌ島へ。ダウンタウンからメトロで15分程度のところ。昔、万博をやった跡地らしく、公園や植物園がある。金曜日の雪の影響で、あたりは雪だらけだった。川越しにダウンタウンが見えた。
 サンテレーヌ島から、徒歩あるいはバスで隣のノートルダム島に行ける。ノートルダム島には、F1のカナダGPが行われる、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットがある。夏は、サーキットの道路を自転車やセグウェイで移動できるようだ。冬は雪が多く、車で通ることはできるものの、F1の華やかな雰囲気はまったくない。また、ノートルダム島には公営カジノがあり、サンテレーヌ島からカジノに向かうバスに多くの人が乗り込んでいた。

土曜日のシンシアとのディナー、この日の街歩きでリフレッシュでき、疲れがとれた。月曜日からの活動に弾みがついた。

2013年2月9日土曜日

モントリオール生活:11日目 シンシアご夫妻とのディナー

この日は、夕方からTLSのディレクターであるシンシア教授ご夫妻と会うことになっていた。

シンシアのご主人が運転する車でホテルまで迎えに来ていただき、そのままモン・ロワイヤルへドライブ。モン・ロワイヤルは、滞在中一度は行ってみたいと思っていた場所。標高300mほどの山。この場所が、Montrealという都市名の由来になったらしい。ちょうど日が沈んだ後だったので、夜景がきれいに見えた。モン・ロワイヤルにある、十字架の写真をいつかちゃんと撮らなくては。



その後、モントリオールで有名なベーグルのお店に行き、ベーグルを焼いている様子を少し見てからお買い物。このベーグルのお店は、なんと24時間営業、年中無休。深夜でもお客さんが来るということだろうし、やはりモントリオールの人たちはベーグル好きなんだろう。

それからギリシア料理のお店へ行き、夕食をいただいた。ギリシア料理ってどんな感じなんだろうと思っていたのだけれど、前菜から魚料理、デザートまで大変おいしかった。味付けはとてもシンプルで、優しい味だった。デザートでいただいたヨーグルトがとても粘り気のあるもので、まるでレアチーズケーキのようだった。

夕食の間中、シンシアとTLSや日本の大学のこと、大阪や京都のこと(シンシアは2月末に阪大で講演予定)などを話した。これまで、ゆっくりと話す機会がなかったので、様々なことを話せてよかった。大変貴重な時間だった。

2013年2月8日金曜日

モントリオール生活:10日目 雪がたくさん

この日は、モントリオールに来て初めて、結構な雪が降った一日だった。

これまでも、雪が降ることはあったけれども、それほど積もらないものだった。しかし、この日は、朝から吹雪いていて、夜まで降り続いていた。こちらに来て、やらなくなったことが一つある。それは、傘をささないこと。よく海外の人は傘をささないと聞くが、モントリオールもしかりで、自分自身も傘をささなくなった。どうしても雪に当たるのが嫌なら、ダウンコートのフードをかぶることにしている。街を歩く人々もだいたいそんな感じだ。

マギル大学があるダウンタウンあたりは、車も歩行者も多いので、道路に大量の融雪剤が撒かれる。この日は、夜まで融雪剤が撒かれることはなかった。いや、撒かれたのかもしれないが、それ以上に雪が降った。朝から夜までで10cmぐらいは積もったのではなかろうか。



歩道にも雪が積もっていた。普段は、道路に大量の融雪剤が撒かれることで歩道にはあまり雪がない。一方で、日本から履いてきた私のブーツは、融雪剤のせいなのか、ひどいダメージを受け買い換える必要がでてきた。週末にでもブーツを買いに行こう。

2013年2月7日木曜日

モントリオール生活:9日目 雑談で笑いをとる

この日は、私にとって嬉しいことがあった。それは、ランチ中のTLSスタッフとの雑談で笑いをとったこと。

モントリオール生活・6日目の投稿にも書いたとおり、TLSの皆さんのコミュニケーションには、笑顔があふれている。この日も、いつものとおり、スタッフの方々と一緒にお弁当を食べてランチをとっていた。そして、これまたいつものとおり、雑談。

この日の雑談では、spicy foodについて話していた。雑談は、かなりローカルな話題だったり、知らない固有名詞が出てくることが多い。でも、spicy foodのことはわかるぞ、と思って皆さんが話すのを聞いていた。そしたら、「あなたはspicy foodは好きなの?」と聞かれたので、「ええ、好きです。」と答え、さらに夫もspicy foodが大好きなこと、数カ月前に夫に起きたspicy foodに関連した出来事を話した。そしたら、皆さん爆笑された。よっしゃ、笑いとったでーと心の中で思った(笑。そして、ランチでの雑談を通して、TLSの皆さんにさらに近づけたような感じがした。

後日談として、この日以降、なんとなくだけれども雑談での私の発言が増えたような気がする。雑談は、自分を知ってもらう良い機会なので、これからも積極的に会話に参加しようと思う。

ちなみに、笑いをとれたネタというのは、たいしたことない出来事。でも、ジェスチャーもつけて話したら、皆さんの反応がとても良かった。ネタ元の夫よ、笑い話にしてすまん(笑。

2013年2月6日水曜日

モントリオール生活:8日目 疲労と英語

ちょうどモントリオールに到着して1週間がたった。TLSでの生活にもだいぶ慣れ、自分のペースをつかみ始めた。

その一方で、私の疲労はピークに達していた。まず一つの原因は時差ボケ。昼〜夕方にかけて眠気が襲う。朝は5時ぐらいに目が覚める日が何日か続いたり。二つ目の原因は、 椅子に座る生活。ホテルにいる時は、だいたいコンピュータを置いているデスクあたりで過ごす。当然、椅子に座って過ごすことになる。日本の我が家はフローリングだけれども、ソファに横になったり、ラグの上に座ったり、椅子だけを使う生活ではない。椅子に座る時間が長いためか、足がむくみ体全体がだるくなった。三つ目の原因は、枕の高さ。ホテルのベッドの枕がとても柔らかく心地良いのだけれど、柔らかいことで高さが足りない。そのせいなのか、首がとても痛くなった。同時に肩こりも激しくなった。

頭も体も疲労度最大な状態。

疲労があること自体は、それほど問題ではない。時差ボケはいずれ直るだろうし、土日にゆっくり休めば体も楽になる。ただ、疲労がたまることで引き起こされる問題があった。それは、英語力の低下。

大学院生の頃、研究活動のため、海外で1〜2週間ほど過ごすことが何度かあった。その時には、朝のうちは英語のリスニングがよくできるのだけれど、夕方になると著しくリスニングできなくなる、ということがあった。もしかして疲れているからなのか、と思っていた。モントリオールに来てからは、そういったことはなかった。

しかし、滞在1週間、疲労がピークに達したことで、その現象が出てきた。なんだか極端にリスニングできなくなってることに気づいた。(ただ単に聞き取れていないだけかもしれませんが…。)それと同時に、話すのもうまくできない。言葉が出てこなくなった。(もともとスピーキングはそれほどできるわけではないので、元からなのかもしれませんが…。)でも、もともとのスキルが低いからこそ、さらにそれが悪くなるとダメージは大きい。

このままだとヤバイなあと思い、ひとまずマッサージに行ってまずは体の疲れを癒すことにした。さて、良い方向へと進むのか…???

2013年2月5日火曜日

モントリオール生活:7日目 ALCでの教員サポート

マギル大学のALCのデザインや運用を担当している、アダムとのミーティングがあった。

今のALCの数やタイプといった概要を伺うとともに、教員へのサポートについて詳しくお話を聞かせていただいた。

教員へのサポートは、いろいろとあるようだが、基本的には、授業前後なのか授業中のサポートなのか、基本的なニーズなのかそれともリクエストに応じてのサポートか、といった軸に沿って、活動が決められていた。個人的には、教員向けワークショップの内容が大変興味深かった。

今年もまた新しいALCができるそうだ。それぞれのALCは、キャンパス内の様々な学部の講義棟に点在している。そして、そのデザインや設置されている機材もさまざま。教室を使う教員の専門性もさまざま。日本での自分の職場とマギル大学との状況を比較しながら、ALCやら教員サポートやら、いろいろと考えた。

2013年2月4日月曜日

モントリオール生活:6日目 笑顔あふれるオフィス


今日は、ALCプロジェクトの中心メンバーであるアダムに会うことになっていた。金曜日のALC見学で疑問に思ったことや、興味のあることについて話ができると思うと、かなり楽しみだった。

さっそく午前中のうちに、数分だったがアダムと話す機会があった。自分の興味・関心について話し、翌日、時間をとってミーティングすることになった。

TLSで過ごすのは今日で3日目。

先週の木曜、金曜日は、シンシア教授、アダムといったスタッフの何名かが学外に出ていて不在だった。今日は、ほとんどのスタッフがTLSに出勤していた。そこで気づいたことがひとつ。TLSは、笑顔あふれる、楽しい職場であるということ。スタッフは皆、仲が良い(少なくともそう見える)。夕方ぐらいになると、とってもテンション高く、オフィス中に聞こえるぐらい大きな声で話しはじめる(笑。帰り際、シンシア教授が私に「騒がしいオフィスでごめんね。笑いにあふれているでしょう。」と話しかけてきた。とっても楽しい職場で良いなあと思ってると返事した。

ランチタイムは、たいてい、ミーティングルームで皆でとる。皆でといっても、女性スタッフ5〜6人+私だけれども。弁当持参だったり、学内外でテイクアウトしたものを各自用意して、ミーティングルームで一緒に食べながら、雑談する。この雑談もなかなかおもしろい。ローカルな話題になると、私にはあまりわからないのだけれども、ペットのことだったり、テレビのことだったり、料理のことだったり、いろいろ話し、誰かがオチをつけて笑い話に変える。いつも笑いにあふれている。

こういう明るく、笑顔あふれる職場は、きっとシンシア教授の人柄が影響しているのかなあと思う。たまに冗談を言ったり、「みんなで日本語練習しなくちゃね。」と日本語のあいさつについて私に尋ねたり、 とにかくフレンドリー。

なんとなくだけれども、皆さんのノリが大阪っぽい。

2013年2月3日日曜日

モントリオール生活:4・5日目 はじめての週末

モントリオールに来てから初めての週末。せっかくなので、街歩きをすることにした。

とは言え、モントリオールは寒い。特に土曜日は、天気予報でも最高気温がマイナス10度近くなっていて、とても外出できないだろうと思っていた。でも、せっかくなので昼食ぐらいどこかで食べようと思い、いざ、外へ。

防寒着は、日本から持ってきたダウンコートとマフラー、手袋。少なくとも1〜3日目までは、この防寒着で十分暖かかった。 しかし、この日は違った。10分ほど外を歩いたら、足の皮膚がピリピリ痛くなってきた。もう外を歩き回るのは無理だと判断し、地下街へ。モントリオールは、冬の寒さが厳しいからか、地下街が発達している。特にダウンタウンは、各デパートが地下で繋がっていて、地上を歩かなくても移動できるし、地下街にもお店がたくさんある。地下街に入ると、地上とは比べ物にならない人の多さに驚く。

昼食は、ケベックの伝統料理と言われている、プーティンを食べることにした。プーティンとは、フライドポテトの上にカードチーズを乗せ、さらにその上からグレービーソースをかけたもの。聞いただけでもジャンクフードっぽさがハンパない。でも名物だし、食べてみたいし…ということで食べてみた。感想としては、予想とは違わず、ジャンクフードっぽさ満点だった。お店によって味が異なるようなので、別のところで食べたら違う感想になるかもしれない。


日曜日は、土曜と比べて天気が良さそうだったので、少し遠くまで街歩きすることにした。ホテルから10分ほど歩いたところにある、チャイナタウンで昼食を取り、そこからさらに10分ほど歩いたところにある旧市街地(オールド・モントリオール)をブラブラした。ホテルとの往復で結構な距離を歩いた。東京にいたら、間違いなくバスや電車、タクシーを使って移動する距離だけれど、なぜか海外では歩こうと思える。

2013年2月1日金曜日

モントリオール生活:3日目 ALC見学

モントリオールに来てから、早いもので3日目となった。

今日は、午後からマギル大学のALC(Active Learning Classroom)を案内していただいた。ALCで授業をされている、Carolyn先生がガイドしてくださった。Carolyn先生は、第二言語学習がご専門で、特に大学院生を対象にアカデミック・ライティングの授業をご担当されているとのことだった。

マギル大学の6ヵ所のALCのうち、この日は2ヵ所を見学した。

1カ所目は、キャンパスの向かいにある、ダウンタウンの高層ビルの2階にある教室。キャンパスが狭く、教室のスペースを設けるのが難しいため、ビルのフロアを借りて教室を設けているらしい。このALCは、25名定員の教室だけれども、スペースとしてはかなり狭い。ディスカッションにピッタリの教室であった。2カ所目は、地理学の講義棟内にある教室。1カ所目の教室とはまったく異なるデザイン。いずれの教室についても、設備について説明を受けながら、いろいろと質問させていただきお話をうかがった。

Carolyn先生が授業に対して真摯に向き合っていること、TLSのスタッフと協働されていることなどがわかり、大変収穫多いひとときとなった。 やはり現場の先生方と直接お話しするのは興味深く、貴重だ。月曜日には、TLSでALCプロジェクトを担当しているアダムさんに会える。彼と会って話をするのが、楽しみになってきた。

2013年1月31日木曜日

モントリオール生活:2日目 McGill University TLS初訪問

いよいよ、McGill UniversityのTeaching and Learning Servicesを訪れる。

朝、ホテルのロビーにTLSのスタッフの方が迎えに来てくださることになっていた。
ということで、ロビーにて待機。しばらくすると、女性の方に"Are you Akiko?"と話しかけられ、無事、落ち合うことができた。

ホテルから歩いて5分弱、TLSのオフィスに到着。さっそくスタッフの方々にご挨拶。しばらくすると、オフィスのミーティングルームで、一緒に朝食を食べましょう、とのことで、皆さんと一緒にベーグルをいただいた。ベーグルを食べながら、日本での仕事のこと、モントリオールまでのフライトのこと、ホテルのことなど話した。

TLSのディレクターのシンシア教授は、別の場所でミーティング中とのことで、TLSオフィスにはご不在。また、アクティブラーニング教室の運用や教員へのサポートを担当しているアダムさんも、週末まで学外に出ているそうで、ご不在。TLSは、大学院生向けのワークショップなど、いろいろなプロジェクトを展開している。そのため、「ALC(Active Learning Classroom)には行ったことないわ」と言うスタッフもいた。

朝食後、デスクまわりのセットアップ、学内無線LANの設定をしていると、あっという間に昼になり、ランチへ。スタッフの方と一緒に大学近くのお店へ。アジア料理のお店(中華料理っぽい)で、テイクアウトして、TLSオフィスのミーティングルームでみんなでランチ。ちょうど昼食の途中、シンシア教授がオフィスにいらっしゃった。挨拶して、ご飯を食べながらお話。やはりお忙しいようで、来週、ゆっくりとお話することになった。

さて、午後は、学内ツアーへの参加をTLSスタッフの方がお手配くださったので、そちらに参加。大学新入生や留学生を対象にしている学内ツアーのようで、大学院生がガイドしてくれる。その時間の参加者は私ひとりだったので、 1対1で話をしながら案内していただいた。ダウンタウンにある大学なので、敷地はかなりコンパクト。ざっと構内を一周して、ツアーは終了。

TLS1日目はこれで終了。

TLSを訪れて、少し驚いたことがある。
それは、スタッフの方々の勤務時間。

ある方は、朝7時から16時までの勤務、別の方は、6時45分から15時までの勤務といったように、皆さんとても朝が早い。渋滞を避けるため、と理由をおっしゃっていた。たまたまそのお二人が早いだけかもしれないけれども。あと、雑談の中で「日本の人は、遅くまで働くんでしょう?」と聞かれ、「うちの夫はたまに深夜に帰宅する」と伝えた。すると、とても驚いていた。これまで、いろいろと海外出張やら海外旅行を経験したが、海外の一つの組織の中に入り込むことはそれらの経験とはまったく異なる。組織の中に入ることで、組織体制や業務内容といったこと以外にも、文化や習慣にも直に触れることができるのだと改めて感じた。少し街を歩いたり、会話するだけではわからないこと。この1ヶ月間、それらのこともたくさん感じ取りたい。



2013年1月30日水曜日

モントリオール生活:1日目 モントリオールへ!

1月30日から約1ヶ月間、カナダ・モントリオールのMcGill UniversityのTeaching and Learning Services(TLS)にvisiting researcherとして滞在する。
長そうで短い(?)モントリオールでの生活について、記録を残そうと思う。

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2013年1月30日、成田空港にて飛行機搭乗し、シカゴ経由でモントリオールに到着。
モントリオールは、思ったよりも寒くなく、日本でも着ていたコート一枚で十分外出できる気候だった。ちょっと一安心。

空港からホテルまでは、タクシーで移動。モントリオールは、フランス語が公用語であるため、ホテルの名前もフランス語の綴りになっている。「自分で発音しても通じないだろうなあ」と思っていたため、ホテル名と住所が書かれた紙を見せて行き先を伝え、無事にホテルに到着。

滞在するホテルは、部屋にキッチンが付いている。なるべく自炊しようと思い、ホテル到着後スーパーへ買い出しに。

日本の食材を売っているスーパーを調べておいたので、まずはそちらへ。スーパーでは、醤油、めんつゆ(だしつゆ)、みりん、乾麺のうどんや豆腐、白菜、カレールーなどを購入。日本食を発見してテンションが上り、ついつい買い過ぎてしまう。その次は、ホテルのすぐ近くにあるスーパーに行き、生活用品や飲み物などを購入。

スーパーでの買い物を通し、気づいたことがひとつある。

モントリオールでは(ダウンタウンに限られるかもしれませんが)、英語での会話は問題なくできる。しかし、看板やスーパーでの表示は、基本的にはすべてフランス語で、場所によっては英語も併記されている。スーパーで買い物をした時は、基本的にフランス語のみの表示で戸惑った。モントリオールで過ごすのならば、英語に加えてフランス語を知っておくことも必要だと痛感した。幸い、大学での第二外国語がフランス語だったので、簡単な単語については、意味を理解できる。…書き言葉に限ってだけれども。会話でのフランス語は、リエゾンやら何やらで、理解し難い。たまに知っている単語が出てくると、それのみを理解できるような状態なので、あまり役には立たない。せっかくなので、滞在中に街中でよく使われる単語や、短い会話ぐらいはできるようになれたら…と思いつつも、その前に英語力をもっとつけねばと思った。

さて、明日はいよいよTLSへ!!