2013年1月31日木曜日

モントリオール生活:2日目 McGill University TLS初訪問

いよいよ、McGill UniversityのTeaching and Learning Servicesを訪れる。

朝、ホテルのロビーにTLSのスタッフの方が迎えに来てくださることになっていた。
ということで、ロビーにて待機。しばらくすると、女性の方に"Are you Akiko?"と話しかけられ、無事、落ち合うことができた。

ホテルから歩いて5分弱、TLSのオフィスに到着。さっそくスタッフの方々にご挨拶。しばらくすると、オフィスのミーティングルームで、一緒に朝食を食べましょう、とのことで、皆さんと一緒にベーグルをいただいた。ベーグルを食べながら、日本での仕事のこと、モントリオールまでのフライトのこと、ホテルのことなど話した。

TLSのディレクターのシンシア教授は、別の場所でミーティング中とのことで、TLSオフィスにはご不在。また、アクティブラーニング教室の運用や教員へのサポートを担当しているアダムさんも、週末まで学外に出ているそうで、ご不在。TLSは、大学院生向けのワークショップなど、いろいろなプロジェクトを展開している。そのため、「ALC(Active Learning Classroom)には行ったことないわ」と言うスタッフもいた。

朝食後、デスクまわりのセットアップ、学内無線LANの設定をしていると、あっという間に昼になり、ランチへ。スタッフの方と一緒に大学近くのお店へ。アジア料理のお店(中華料理っぽい)で、テイクアウトして、TLSオフィスのミーティングルームでみんなでランチ。ちょうど昼食の途中、シンシア教授がオフィスにいらっしゃった。挨拶して、ご飯を食べながらお話。やはりお忙しいようで、来週、ゆっくりとお話することになった。

さて、午後は、学内ツアーへの参加をTLSスタッフの方がお手配くださったので、そちらに参加。大学新入生や留学生を対象にしている学内ツアーのようで、大学院生がガイドしてくれる。その時間の参加者は私ひとりだったので、 1対1で話をしながら案内していただいた。ダウンタウンにある大学なので、敷地はかなりコンパクト。ざっと構内を一周して、ツアーは終了。

TLS1日目はこれで終了。

TLSを訪れて、少し驚いたことがある。
それは、スタッフの方々の勤務時間。

ある方は、朝7時から16時までの勤務、別の方は、6時45分から15時までの勤務といったように、皆さんとても朝が早い。渋滞を避けるため、と理由をおっしゃっていた。たまたまそのお二人が早いだけかもしれないけれども。あと、雑談の中で「日本の人は、遅くまで働くんでしょう?」と聞かれ、「うちの夫はたまに深夜に帰宅する」と伝えた。すると、とても驚いていた。これまで、いろいろと海外出張やら海外旅行を経験したが、海外の一つの組織の中に入り込むことはそれらの経験とはまったく異なる。組織の中に入ることで、組織体制や業務内容といったこと以外にも、文化や習慣にも直に触れることができるのだと改めて感じた。少し街を歩いたり、会話するだけではわからないこと。この1ヶ月間、それらのこともたくさん感じ取りたい。



2013年1月30日水曜日

モントリオール生活:1日目 モントリオールへ!

1月30日から約1ヶ月間、カナダ・モントリオールのMcGill UniversityのTeaching and Learning Services(TLS)にvisiting researcherとして滞在する。
長そうで短い(?)モントリオールでの生活について、記録を残そうと思う。

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2013年1月30日、成田空港にて飛行機搭乗し、シカゴ経由でモントリオールに到着。
モントリオールは、思ったよりも寒くなく、日本でも着ていたコート一枚で十分外出できる気候だった。ちょっと一安心。

空港からホテルまでは、タクシーで移動。モントリオールは、フランス語が公用語であるため、ホテルの名前もフランス語の綴りになっている。「自分で発音しても通じないだろうなあ」と思っていたため、ホテル名と住所が書かれた紙を見せて行き先を伝え、無事にホテルに到着。

滞在するホテルは、部屋にキッチンが付いている。なるべく自炊しようと思い、ホテル到着後スーパーへ買い出しに。

日本の食材を売っているスーパーを調べておいたので、まずはそちらへ。スーパーでは、醤油、めんつゆ(だしつゆ)、みりん、乾麺のうどんや豆腐、白菜、カレールーなどを購入。日本食を発見してテンションが上り、ついつい買い過ぎてしまう。その次は、ホテルのすぐ近くにあるスーパーに行き、生活用品や飲み物などを購入。

スーパーでの買い物を通し、気づいたことがひとつある。

モントリオールでは(ダウンタウンに限られるかもしれませんが)、英語での会話は問題なくできる。しかし、看板やスーパーでの表示は、基本的にはすべてフランス語で、場所によっては英語も併記されている。スーパーで買い物をした時は、基本的にフランス語のみの表示で戸惑った。モントリオールで過ごすのならば、英語に加えてフランス語を知っておくことも必要だと痛感した。幸い、大学での第二外国語がフランス語だったので、簡単な単語については、意味を理解できる。…書き言葉に限ってだけれども。会話でのフランス語は、リエゾンやら何やらで、理解し難い。たまに知っている単語が出てくると、それのみを理解できるような状態なので、あまり役には立たない。せっかくなので、滞在中に街中でよく使われる単語や、短い会話ぐらいはできるようになれたら…と思いつつも、その前に英語力をもっとつけねばと思った。

さて、明日はいよいよTLSへ!!