2013年2月15日金曜日

モントリオール生活:17日目 アクティブラーニング・ワークショップの見学

TLSが開催するアクティブラーニング・ワークショップを見学させていただいた。

工学部の教員向けのワークショップで、アクティブラーニング・ストラテジーについて知ってもらおうというものであった。このワークショップは、ALC(Active Learning Classroom)に限定したものではない。一般的な教室であっても、大人数の授業であっても、アクティブラーニングの手法を取り入れることについて考えるというものであった。

このワークショップの特徴として、ワークショップでの活動そのものにアクティブラーニングの手法を取り入れている点がある。各活動は短時間ではあるものの、実際に体験することで、そのメリットを(もちろんデメリットも)知ることができる。また、教員による経験談を語ってもらい、それを共有することでアクティブラーニング手法について考えるという点も特徴である。この日は3名の教員が、自らの授業で取り入れている手法や、現在の授業のやり方に至るまでの苦労などを語った。ワークショップは10時から13時まで行われた。途中、ワークショップ会場で皆で一緒にランチを取りながらディスカッションする場面もあった。

TLSスタッフが背景や理論を語り、参加者と同じ立場である教員が自らの経験を話す。TLSスタッフと、経験談を語る教員がいるからこそ、成り立つワークショップだと感じた。

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